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執筆者の写真院長

どうしてこんな大きなものが!

いつも元気なジャックラッセルの男の子が、突然の嘔吐で来院。

問診から入り、異物の誤飲も疑うも、飼い主さんから絶対にそれはないと言われました。

そう言われると・・・ということで、その日は一般的な急性胃炎の治療を実施。

しかし、数日経っても、改善が見られないため、レントゲンを撮らせて頂きました。

すると、こんな画像が。

触診では、わからなかった。

ということで、手術で摘出ということになりました。

こんなものが、小腸より摘出できました。一番太く、長い部分で4cm×9cmありました。

硬質ゴムのような素材だと思われます。よくレントゲンに写ってくれました。


さて、原因なんですが、飼い主さんにお話を伺うと、これですね。

こういう伸びるリードをお使いの方、要注意です。

ワンちゃん達を自由に遊ばせたいという気持ちはわかりますが、ドッグラン以外でこういうリードを使うと伸びた先で、ワンちゃんが何をしているか目視できません。

この子も、このようなリードを使用していて、飼い主さんの見ていない所で、飲み込んだようです。


このジャックラッセル君は、術後4日で元気に退院していきました。


ほんとみんないろいろな物を飲み込んでくれます。

皆さん、ご注意を。

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